「灰羽連盟」あたたかい世界の底に漂う寂しさと怖さ

おすすめアニメ紹介

優しくてあたたかい世界観の底に寂しさと怖さが佇んでいる…

灰羽連盟とはどんなアニメなのか…

目次にあるように

 

温かくて平和な街の暮らし

描かれている物語なのに

その背後には寂しさと恐怖が

ぴったりとくっついている…

 

そんな世界観の作品だと思います。

私はこの世界観が大好きです。

 

この世界に住んでみたい!!

灰羽になってみたい!!

と思うほどに好きです。

私はこの物語の舞台である

「グリの街」は

この世とあの世の

中間地点みたいな場所

を描いたものだと思っています。

 

不幸にも亡くなってしまった人が、

次の世界に行く前に

一度立ち寄る街……。

そこでは生前の記憶・名前を

忘れ、「自分が何者なか」

次の世界に行く前に

もう一度問われます。

 

グリの街に永遠に住む事は

できず、滞在できる時間は

限られています。

 

その短い時間の中で

自分が何者で、

進むべき道はどこか

探していくそんな物語です。

ただし…記憶や進むベき道を

見つける事ができなければ……

とても寂しくて怖い事になります。

この物語は「ラッカ」と呼ばれる

少女がグリの街で目を覚ます

ところから始まります。

あらすじ

少女は夢を見る。

 

空から地面に向かって

落下する夢。

落下していく自分の横には

一羽の鳥。

目が覚めると

オールドホームと呼ばれる

建物の一室にいる。

少女は自分の名前を

思い出せない。

 

落下した夢を見て

目が覚めたことから、

「ラッカ」と呼ばれる事になる。

 

ラッカの背中には

灰色の羽が生えている。

そして頭には天使の輪。

ラッカが目を覚ましたのは

「グリの街」という場所で

高い壁に囲まれている。

 

ラッカのような

灰色の羽の生えた者は

「灰羽」と呼ばれ、

街の外には決して出てはいけない

と言われている。

 

グリの街とはどこなのか

灰羽とはなんなのか

なぜ街の外に出れないのか

自分は何者なのか……

それらの謎をグリの街での

暮らしの中で少しずつ

思い出したり発見していく

物語です。

ぜひ観て頂きたい!!私のおすすめポイント

ラスト1話が素敵です。

そして怖いです……。

でもあったかい。

 

最初はあたたかい世界観の底に

ひっそりと怖さが漂う感じですが、

 

ラストは怖さとか寂しい世界観の底に

あたたかさが漂っているように

感じます。

最後に少しだけ印象に残った

やりとりを紹介させて

下さい。

 

A「裏切られるのはもう嫌なんだ。

どれだけ願っても一度も救いは

訪れなかったじゃないか!!!」

灰羽連盟第13話

 

B「だって一度も助けてって

言わなかった。

ずっと。

待ってただけ。」

 

A「怖かったんだ。

もし心から助けを求めて

誰も返事をしてくれなかったら。」

「本当に一人ぼっちだとしたら…」

ここまでです。

 

本当に苦しい時、

「助けて」って

言葉はなかなか

でてこない気がします。

 

「助けて」が言えなかった少女は

どんな結末を迎えるのか…

ぜひ観て確かめてください。

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