「TIGER＆BUNNY」喪失感を抱えた二人のヒーローの物語

あらすじ

特殊能力を使える「NEXT」と呼ばれる人が

ヒーローとして犯罪から街を守り

活躍するお話です。

シュテルンビルトという都市を舞台にして、

ピークを過ぎたと言われているベテランヒーローの

ワイルドタイガー（鏑木・T・虎徹）が

　

新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJrと

コンビを組むところから、

物語は加速していきます。

おもしろポイント①「仕事」としてのヒーロー

街を守るヒーロー達の物語!!…ですが、

この作品の面白いポイントが、

「仕事」としてヒーローをやっている

というところです。

それぞれに家庭や将来の夢など、

大切なものを抱えたヒーロー達が

　

仕事としてヒーローをするところが

人間味が溢れていて、

　

ついつい感情移入して

夢中になってしまうポイント

なのではないかと思います。

　

もちろん仕事なので、

「数字」と「結果」が求められます。

　

人々を守りたい!!等の気持ちだけではダメで、

多くの住民に活躍している姿を見せて

視聴率・人気ランキングと言った数字を

取らないといけません。

ヒーローとしてのあるべき姿と

現実のビジネスとしての姿の葛藤も

見どころの一つです。

　

ここが多くの社会人に刺さるポイントだと

思います。

「お客様の為に」という理想と

「商売として利益を上げなければならない」

現実の葛藤は、どの職業にも多かれ少なかれ

あるのではないかと思います。

おもしろポイント2　主人公達の共通点「喪失感」

この作品のタイトルにもなっている

タイガーと言うヒーローと

バニーと呼ばれているヒーローは、

　

性格も考え方もまるっきり違いますが

共通点が一つあります。

　

それは非常に大きな「喪失感」です。

お互い過去に大切な家族を失っているのです。

　

タイガーは結婚して娘もいますが、

愛するパートナーを病気で

亡くしています。

　

バニーは4歳のクリスマスに

ある凶悪犯に両親を

奪われています。

　

この大切なものを失った喪失感が

二人の共通点であり、

　

その大きな心の穴を

物語が進んでいく中で　

　

どう受け入れていくかは

この物語の見どころの一つです。

　

この作品を観ていると

常に二人から感じる喪失感と

　

その喪失を受け入れて

二人がした決意と覚悟が

ひしひしと感じられます。

　

このどうしようもない喪失感を

抱えながらも、

日々仕事をこなさなくては

いけない状況も

　

現実の今を生きている私たちにとって

共感と感動を呼ぶ大きなポイントだと

私は思っています。

　

現実でも大切なものを失いながらも

毎日仕事をして稼がなければならない

辛さ・大変さは、

　

誰にでもどの家庭にもある事

だと思います。

　

逆にその辛い状況の中でも

仕事（自分に与えられた役割）があったから、

前に進めているし、日々生きていけている

とも思います。

ここも大切なおもしろポイントだと

思います。

おもしろポイント③　次回予告とタイトル

さて3つ目のおもしろポイントが

次回予告とタイトルです。

　

次回予告の前に毎回必ず一言あって

「どうも!!飴はすぐ噛んじゃう方、虎徹です!!」

など、主人公達のプライベートな姿を

知る事ができます。

これが面白い!!!シリアスな物語の中で

一息つける大切なポイントです。(笑)

ぜひ次回予告も飛ばさずに観て下さいね。

1話～25話の次回予告を聞くだけでも

タイガー＆バニーの事が良く分かると

思います。(笑)

　

そしてふと「あっ!!私と一緒だ!!」と

思ってしまう一面があると思います。

　

この次回予告で親近感がアップする事

間違いなしです。

さすがヒーロー!!商売上手ですね!!

　

タイガー＆バニー以外のヒーロー達の

一言プライベート紹介もあればいいのに…

なんて贅沢な事を思ってしまいました。(笑)

　

おまけ!!(笑)　1話～25話までの次回予告一挙紹介!!

どうも!!お楽しみ頂けたでしょうか？(笑)

次回予告は1期25話中

虎徹12回、バーナビー12回、

最終話は自己紹介なしと言った感じでした。

　

ここのおもしろポイントは第9話!!

いつも「どうも!!」で始める虎徹が、

9話だけ「Hi!!」とバーナビーの真似を

するんです!!(笑)

　

「そんな事どうでもいい…」

と思ったあなた!!

　

そんな寂しい事思わないで下さいね(笑)

ぜひ聞き逃さないようご注意下さい!!