あらすじ
日向翔陽
目の前に立ちはだかる高い高い壁
その向こうはどんな眺めだろうか
どんなふうに見えるのだろうか
「頂きの景色」
俺一人では決して見る事の
できない景色。
でも、一人ではないのなら……
ふとテレビで見たバレーの試合。
主人公の日向翔陽は
そこで「小さな巨人」と
呼ばれている小さな選手が
高く飛び活躍している姿を目にします。
そこからバレーボールに魅せられた少年が
「小さな巨人」のいた「烏野高校」
に入学し物語は始まっていきます。
ハイキュー!！ 日向翔陽の魅力
「バレーがしたい!!」
「勝って一試合でも多く
コートに立っていたい!!」
純粋で真っすぐな熱量が、
ストレートに伝わってくる
キャラクターです。
その熱量に押され観た人も
なにかに挑戦したくなる
そんな人物です。
伸びしろの塊のような
彼が時折見せる
純粋な瞳は恐怖すら
覚えます。
「名は体を表す!!」キャラクターの名前に注目
主人公
日向 翔陽
2012年時
烏野高校１年1組
ポジション：ミドルブロッカー
身長162.8㎝ 体重51.9㎏
小柄ながら驚異的な跳躍力と
運動神経で「変人速攻」と呼ばれる
超速攻を武器として活躍。
「最強の囮」として相手ブロッカーを
翻弄します。
「日向」とは「向かって」「照らす」存在
名字の「日」には、
セッターの「影」山飛雄と
対の存在である事が
表されていると思います。
影山とは中学3年の試合で
出会います。
影山のいる北川第一中学に
負けてしまった日向は、
「高校では影山を倒す!！」と誓い、
山一つ越えた烏野高校へ入学します。
まさに影に向かっていく日と言えます。
そして影に向かって成長を続けた日向は
やがて成長して影を照らす光
になります。
第4期で影山に王冠を授けるシーンは、
まさに「影を照らす日」と言えるでしょう。
この日向の言動で影山と言うセッターは
悩みを吹っ切って一回り大きくなります。
「日向」とは「名は体を表す」
の諺通りの名字と言えると思います。
「翔陽」は「月」島と対極の太「陽」を表す
翔陽の名前の「陽」は、
同じミドルブロッカーの
烏野高校1年
「月」島 蛍との
関係性が表れていると思います。
アニメ第1期の伊達高との
戦いでは日向と月島の関係性が
直接的に表現されています。
派手に暴れるのは「日向」の役目。
その日向が後衛にまわっている間は
極力無難に凌ぐのが僕の役目。
いつもの事じゃないですか。
ハイキュー1期18話5分20秒 月島
今の俺たちの攻撃の要は
日向・影山だけど
その攻撃が使えない場面を
凌ぐのも重要だろ。
直接得点できなくても
レシーブがなきゃ
スパイクも打てないみたいに
今俺たちがここを凌ぐ事が
勝ちに繋がっているんだ。
ハイキュー1期18話8分20秒 旭
またこの場面以外にも２人の関係を
表すシーンはあります。
それはまさに日向と月島の出会いのシーンです。
ぜひアニメ1期3話11分47秒からの
シーンを観てみて下さい!！
イライラすんだよ。
無駄に熱い奴って。
王様もさっきのチビも……。
ハイキュー1期3話15分40秒
このシーンでは一見、
「太陽と月というよりは、
単純に対極にいる敵同士じゃん。」
と思うかもしれませんが…
夜の暗くなった校庭で
灯りに照らされている二人の顔に
注目してみて下さい。
日向は顔全体が照らされているのに
対して、月島は「月」のように
半分影になっていたりします。
まさに「陰と陽」って感じです。
物語が進むにつれて、
2人の関係性は
お互いを照らし合い、
強みを引き出し合う
チームを強くする関係へと
変化していきます。
第8話の会話にもそのシーンはあります。
日向と月島君がライバルなら
太陽ＶＳ月だね!!
日向と月島だから。
…そうだね。
そうなるといいな。
ハイキュー!!セカンドシーズン第8話「幻覚ヒーロー」18分47秒からの会話より
「翔」はまさに小さな巨人!!「飛べ」
日向の運動能力、中学の時から凄いよな。
でも、それとは別に
あいつには勝利にしがみつく力が
ある気がする。
恵まれた体格
優れた身体能力
そういうのとは別の武器。
「苦しい」「もう止まってしまいたい」
そういった瞬間からの!!!一歩!!!
アニメハイキュー1期3話19分20秒から
翔陽の翔は、
説明不要かもしれませんね。(笑)
まさに小さな巨人。
勝利に向かって苦しい時、
立ち止まってしまいたい時に、
「前に進み飛び立てる力」
そんな姿を表現していると思います。
最後に
１人１人の名前には
名付けた人の思いが
込められていると思います。
それは私たちも
ハイキューの皆も
変わりません。
ちなみに「nia」は、
アニメを逆から読んで、
「メニア」で
なんか覚えにくいなと思い
「ニア」と二文字にしました。
…単純でした……。
すみません…。笑
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